クレタ人の踵

AIならびにRobotに関する雑記。 世迷言など。

クレタ人の踵aibo Owner's WEBRINGに参加してます。
【ID:120 所有者:FebruaryMarch
[ 二つ前へもどる | 前へもどる | 次へ | 次の次へ ]
[ 前の5サイトを表示 | 次の5サイトを表示 | ランダムで移動 | リストを表示 ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アンケート回答[3]

アンケート回答[3]
ちょっと解説長すぎです


関連
アンケートのお願い
アンケート回答[1]
アンケート回答[2]

Q5. ロボットが感情を持ったら、親しくなれるだろう。

A5.どちらともいえない


 人間は感情を持っていると一般に信じられているわけだが、だからといってFMは人間なら誰とでも親しくなれるわけではない。ロボットも同じことで、親しくなれるか否かは、感情を持っているいないとはあまり関係ないと思っている。
 で、まあ、感情って何なのだ? という話になると、人間の場合に限って言えば、脳内代謝物質もしくは関連補助物質の局所バランスの乱れならびに血中濃度の変異、ということになる。
 そんなものは感情ではない、とか怒られても困るが、だってそういうものだし、しょうがない。楽しい薬を飲めば楽しいし、悲しい薬を打てば悲しい。やりすぎれば死んでしまう。それだけのことだ。
 「俺の心はこの酒ビンの中にある」という名言を吐いたのは誰だったか忘れてしまったが、彼の評判は「酒さえ飲まなければ良い人」だったそうである。他人の評価はどうあれ、シラフのときの彼は本当の彼ではなかったのであり、本当の彼とは、すなわちアルコール血中濃度であったわけだ。
 脳内代謝物質の偏在傾向は、AIの場合、大局パラメータの変化率である程度調整できる。カオティックファンクションでカタストロフポイントでも作ってやれば、劇的な感情変化をシミュレートするのは比較的簡単である。簡単ではあるが、それを感情と呼ぶべきかどうかというのが、少々ひっかかる。
 人間にとって感情というのは、危機的状況への対応や、性愛行動のトリガーとして、生物的にもともと必要なものだったのだが、今後もずっと必要かどうかというのは微妙なところではある。ロボットについては、そもそもロボット単体ではほとんど必要のないものだ。
 感情的なロボットが欲しい、というようなニーズがあるかどうかはよくわからないのだが、人間の都合だけで「感情みたいなもの」をロボットに実装するのはどんなものかな、とかFM的には思っている。
 ところで、この質問は

Q1. もしロボットが本当に感情を持ったら不安だ。


の補償質問になっている。つぎの質問Q6. とあわせて質問者がロボットの感情について興味をもっていることが見てとれる。

Q6. 感情的な動きをするロボットを見ると、気分がいやされる。

A6.どちらともいえない


 ダンサーの感情表現とダンサー自身の感情とは別個のものである。舞踏表現としての「感情的な踊り」は緻密な計算と訓練の賜物であって、ダンサーの感情の発露などではない。
 感情的な動きをするロボット、というものはFMの想像力の範疇を超えるものだが、たぶん、「感情」と「感情的な動き」は区別されるものだ。というか、少なくとも、現行技術でいうロボットの「感情みたいなもの」と「感情的な動きみたいなもの」はある程度の確率で動作プログラム上リンクされるだけであって、他の必然的な要因で現れるものではない。
 それでまぁ、そういうものを見て「癒される」かどうかという話なわけで。
 AIBOオーナーなどを長年やっていると、いいかげん、この手の話にはうんざりしてくる。
 「癒される」かどうかはモーションの質にもよるかな、などと少し冷静なコメントを入れてもみるが、こういう質問は正直めげる。
 別に癒されたくてAIBOを買ったわけではない。ロボットだと思ったから買ったのだ。

Q7. ロボットと聞いただけで、もうお手上げの気持ちだ。
A7.全くそう思わない


Q8. 人が見ている前でロボットを利用すると、恥をかきそうだ。
A8.全くそう思わない


Q9. 人工知能とか、ロボットによる判断といった言葉を聞くと不愉快になる。
A9.全くそう思わない


Q10. 私は、ロボットの前に立っただけで、とても緊張してしまうだろう。
A10.全くそう思わない


 テンプレート群である。Q9は少し毛色が違うので、後で少し解説するが、その他の質問は「ロボット」の部分をアンケートのテンプレートに差し込んだだけで、トータルでロボットに対する回答者のポジションを探るものである。いままでの質問の中ではQ4が若干テンプレ臭かったのだが、ここまで露骨ではなかった。テンプレートは差し込んだ単語が違うだけで、色々なアンケートで活用されているため、その集積データを持っていれば、単独のアンケートよりも、もう少しだけ込み入った解析ができる。
 さてQ9が少々問題である。この質問にだけ「人工知能」と「ロボットによる判断」という言葉が出てくる。質問内容は嫌悪感測定なので他のテンプレと同様だが、この回答で回答者が「ロボット」と「人工知能もしくはロボットの判断」を分けて考えているかどうかを判別できる。他の質問とこの質問の嫌悪レベルが異なる場合、回答者は「ロボット」と「人工知能」区別できる程度にはこれらのことを熟知していることがわかる(どちらがよりキライかはこのさいあまり問題ではない)。
 FMの回答では、すべて嫌悪レベルが最低で区別がつかないため、ロボットもAIも区別できない痴れ者である可能性が高いということである。
(つづく)

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://febmarch.blog10.fc2.com/tb.php/24-ad156dfb
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。